経営者になるための見本と実例

マンション経営と節税

最近はマンション経営がはやっているのでしょうか。マンション経営といっても、経営そのものが目的ではなく、投資目的や、節税対策であったするようです。


マンション経営の節税対策とは具体的にどのようなことでしょうか。それには税金の仕組みを理解することが必要です。


アパートなどの家賃収入というのは不動産所得といって、株式の収益などとは税金面で異なっています。ここがポイントなのです。


不動産所得は累進課税によって課税されます。税金の仕組みを理解することで節税対策になるということなのです。したがって、マンション経営とはいっても経営しているとは感じられないかもしれません。


実際にはマンションを建てた建設会社などが、管理業務も請け負っているのでオーナーのすることはほとんどないといっていいでしょう。


マンションなどの経営では単純に家賃収入を総合課税で申告すればいいという利点だけではないのです。マンションを実際に管理していくためには、電気・ガス・水道などの経費がかかります。これは必要経費として認められる場合が多いので、家賃が入ってもその全額が課税対象とはならないことになります。


また、新築であれば、建物の減価償却費も発生しますので計算上では赤字になって、無税というケースもありえます。


規模が大きいマンションなどではその損失を3年に渡って繰り越すことができますので、税金面ではかなり有利でしょう。


あなたが、資金をある程度持っているのであればマンション経営も考えてみてはどうでしょうか。